2016年08月28日

WSPRのパワー比較

WSPRはQSOではありませんが、自分の電波がどのあたりまで飛んでいるかを知るうえで非常に便利なモードだということが分かりました。
しかも、非常に小さい電力で地球の裏側まで飛んで行ってくれているようです。
最近話題のJT65や、当局もよく飛びそうだということでだいぶ前にかじったPSK31、基本はCWだよね、ということで、これらはどの位の飛びの差があるのだろうと疑問に思ってサイト検索したら下記のサイトを見つけました。

Quelle:Dr.Carol F.Milazzo KP4MD
http://www.qsl.net/kp4md/wsprmodes.htm

ここのサイトで各モードの出力比較をしてくれています。
下の数値(このサイトから抜粋)を見てもらえれば一目瞭然ですが、WSPR 5Wで同等の受信レベルになるのがJT65が10W、PSK31で500W、CWで2KW、SSBだとなんと25KWと記載されています。
実態としてここまでの差があるのかどうかはわかりませんが、10MHzの1Wでウルグアイまで(アンテナは2.4mの超短縮ホイップ:おそらくアンテナゲインは-10dB以下)飛んでいますので、同じアンテナでCWでQSOしようとした場合、400W必要ということになってしまいます。
しかし、相手側がゲインのあるアンテナ使用していた場合は、さらにこれより小さいパワーでQSO可能でしょう。
コンディションで、WSPRでのSNRが10dB改善した状態であれば、机上では40Wでつながる計算になります。
アンテナが10dB改善されれば(フルサイズDPなど)、4WでもつながることになのでQRPでも南米やアフリカとQSO可能なタイミングもあるということになります。
いずれにせよ、QRPと当局の悲惨なアンテナでのDXの可能性は、JT65、頑張ってもPSK31かな?!という計算上の結論になってしまいそうです。
(現時点でのCWでの運用状況からすると大きく外れていないような感じも受けています)


WSPR -27dB 5W
JT65 -24 10
Olivia -17 50
PSK31 -7 500
CW -1 2000
RTTY +5 8000
SSB +10 25000



以下は、この2週間ほどのWSPR運用での主な成果です。
周波数、大陸での主なものを掲載してみました。
北米、オーストラリア、ニュージーランド、ロシアは
コンスタントにつながっています(周波数と時間によりますが)
特筆すべきは、10MHz 1W で南アフリカまで飛んでいることです。
また、ウルグアイ(18577Km)までも飛んでいます。
14MHz 0.5Wでは、ドイツ、フランス、ブルガリアなどにも飛んでいます。
0.2Wですが、28MHzではオーストラリアも飛んでいるようです。

 Date&Time Frequency SNR Power Call  GL Distance
 2016-08-27 13:12 18.106096 -24  2  RA3UDF   LO17bk 7155 
 2016-08-27 10:58 10.140196 -24  2 VK7TM   QE28vw 8548 
 2016-08-27 10:36 10.140235 -20  2  R9HAX   NO26  4657 
 2016-08-27 04:52 28.126097 -25  2  VK4FAW   QH23ud 5867  
 2016-08-26 15:44 10.140200 -27  1  ZS6BMN/P KG44cc 13509 
 2016-08-26 14:34 14.097106 -24  0.5 DK5HH   JO43jb 9078 
 2016-08-26 14:26  7.040099 -16  2 KK6RKY   CN80  8067  
 2016-08-25 11:52 10.140234 -24  1  CX2ABP   GF15wc 18577 
 2016-08-25 09:00  7.040137 -25  2  KD5DFL   EM31sh 10796 
 2016-08-25 08:48 28.126133 -22  0.2  VK4FP   QH30ip 6155 
 2016-08-25 06:46 18.106130 -25  0.5  VK3FFB   QF22pe 8184 
 2016-08-23 21:00  7.040122 -22  2  HS0ZKM   OK03gr 4599 
 2016-08-23 12:34 14.097130 -23  0.5  DK6UG   JN49cm 9414 
 2016-08-20 12:46 18.106186 -25  0.5  DF5FH   JO42um 9087 
 2016-08-20 12:26 18.106132 -25  0.5  F59706   JN07th 9894 
 2016-08-15 16:54 14.097133 -23  0.5  LZ1UBO   KN12wv 9134 
 2016-08-15 09:12 10.140203 -18  1  VK5FO   PF95wu 7756 
 2016-08-15 06:52 10.140217 -17  1  BD4OS   PM17bm 1582 





posted by ja6irk at 16:03| Comment(2) | TrackBack(0) | QRP-OnAir

2016年08月16日

6Band自作超短縮ホイップ

WSPRの試験運用を始めて暫くたちますが、ビーコン信号源として使用しているUltimate3Sは6Bandで送信が可能です。
これまで、4Bnadのアンテナを自作して暫く運用しましたが、6band運用が可能なようにアンテナも6Band対応に追加改造しました。
7/10/14/21/28/50MHzです。4Bandの超短縮ホイップアンテナに更にコイルを追加しチャレンジしてみました。
Ultimate3Sは7MHzでは2W強でるものの、50MHzでは70mWしか出ません。
この状態で本当に電波が飛ぶのか心配でしたが、暫く運用した結果は下記の通りです。
さすがに50MHzではどこからもレポートをいただけてませんが、28MHzは0.2WにもかかわらずVKからレポートをいただけました。
下記のレポートは、同じ時間帯で7/10/14/21/28MHzでのレポートをもらった情報です。
28MHz以外でも時間帯でDXからの多くのレポートをいただいています。

日時  周波数 SNR 出力 レポート 距離(Km)
2016-08-13 05:18 28 -11 0.2 JA5NVN 514 
 2016-08-13 05:18 28 -12 0.2 VK3KCX 8189 
 2016-08-13 05:16 21 +9  0.5 JA5NVN 514 
 2016-08-13 05:14 14 -9 0.5 JA5NVN 514 
 2016-08-13 05:12 10 -12 1  JA8INU 837 
 2016-08-13 05:10 7 -13 2  JA5NVN 514 
 2016-08-13 04:58 28 -25 0.2 VK2HJ  7856 
 2016-08-13 04:58 28 -4  0.2 VK3KCX 8189 
 2016-08-13 04:56 21 +7 0.5 JA5NVN 514 
 2016-08-13 04:54 14 -26 0.5 JG1TWP 24 
 2016-08-13 04:52 10 -11 1  JA8INU 837 
 2016-08-13 04:50 7  -9  2  JA5NVN 514 

この状態で暫く運用を行ったのですが、どうも21MHzよりも18MHzのほうが夜間に欧州あたりまで飛んでそうだという情報もいただき、この6Band超短縮ホイップをまたまた改造しました。
21MHzの代わりに18MHzに使えるようにしたのです。
14と18、18と21は周波数が近すぎてトラップコイルでのマルチバンド化は難しいと判断して18MHzをあきらめていたのですが、21より18のほうが飛びそうだとわかって、21をあきらめて18MHzに改造したというわけです。
季節が変わったら、また逆のことを考えてしまうかもしれませんが。
例によって、自作アンテナアナライザとディップメータ、SWR計で改造再調整しました。
これまでは、自作アナライザの画面を掲載しましたが、今回はSWR計で測定したバンド内SWRの変化をグラフにしてみました。

SWR7MHz.jpg

SWR10MHz.jpg

SWR14MHz.jpg

SWR18MHz.jpg

SWR28MHz.jpg

SWR50MHz.jpg

調整がほぼ終わったところで台風襲来の雨が降り始め、風も強くなってきたので今日はここまでといったところです。
自作マルチバンド(6Band)超短縮ホイップアンテナですが、現時点今日の雨で共振周波数が下側にづれているようでSWRが悪化しています。
雨がやんで乾いたら元に戻るかどうかを後日確認したいと思っています。
もし、もとに戻ったなら雨対策を考えないといけません。
(一応自己融着テープを巻いてはいるのですが....)

posted by ja6irk at 22:32| Comment(2) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew