2024年12月31日のこの時間になってやっと総括です。
最後まで今年の状況がよく表れてます。
まず、今年も大変お世話になりました。
ありがとうございました。
来る2025年も宜しくお願いいたします。
総括です。
恥ずかしながら、日記なのに今年は3回しか投稿していません。
新作のパドルと新作の短縮型VDPです。
X(旧ツイッター)でのつぶやきが簡単なのでそちらに重心が行き過ぎてしまった
感があります。反省事項です。
<イベント参加>2月 ちばハムの集い
6月 いばらきハムの集い
7月 関西ハムフェスティバル
8月 ハムフェア
9月 東海ハムの祭典
<新作>新パドル:従来のPaddle mini、Slideに加え、Paddle S mini、Traveler等、多くのモデルを
作りましたが、いずれも再現性が悪く、納得いかないため、以降の頒布はほとんどできませんでした。
来年は、もう少し詰めたいと思っています。
新VDP:初代のはバンドごとにコイルを用意して大変だったので、2個のコイルで7〜50MHz
(50MHzはコイル無しフルサイズ)に対応するように改訂しました。
残念ながらイベントでの頒布が中心となり、サイト頒布は少量になってしまいました。
Pocke ELETATOR、Pocke TATORV仰角制御付きの衛星追尾簡易型ローテーターです。
3年来開発途中になっていたものを大幅に見直してやっと頒布までこぎつけました。
これの仕上げに大部分の時間を割いてしまって、それ以外がおろそかになってしまった感があります。
PockeCase705:元々、1.2と2.4GHzトランスバーター用として昨年末に導入したIC-705でしたが、そのまま
だと何となく傷がつかないか心配なのと、足がないと見にくいので、スタンドを作り、
ケースを作ってみました。
最初は無難なダークグレイで作ったのですが、Xでつぶやいたら色々なカラバリ要望がでて
イエロー、レッド、グリーン、ライトブルー、ブルー、ダークブルー、ライトグレー等
多くのカラバリで収拾がつかなくなってしまいました。
しかし、お陰様で一月足らずで50台以上のご注文をいただき、その後も順調にオーダーを
いただいて大変うれしい悲鳴をあげてました。
ELETATORもこのケースも3Dプリントするのに時間がかかるのでプリンタを増設し、今では
4台の3Dプリンタで製作しています。
430MHz 13エレ ヤギウダ、13エレ改造キット:ELETATORが動き始めたころ、衛星の世界では中高度のグリーンキューブなるものが人気に
なっていました。
この衛星だと、北アフリカから欧州、豪州、北米、中米くらいまでがエリアとなっていて
衛星通信でDXができると、当局もやり始めたのですが、実力的には8エレでも問題ないものの
欧州、北米で参加局がとても多く、弱肉強食となり、もう少しゲインのあるアンテナが欲しくなり、
いつもお世話になっている、JK1LSE OM殿にお願いして8エレの13エレ改造バージョンと、13エレを
設計してもらいました。
当局は、この13エレを水平と、垂直の2面使用でELETATORを使った自動追尾でグリーンキューブを
楽しまさせていただきました。
残念なことは、グリーンキューブの調子がおかしくなり、ついには通信できなくなってしまった
ことです。
<コンテスト>コンテストには、基本的に参加していないのですが、今年もQRPコンテストだけは参加しました。
50MHz自作部門です。
一昨年、昨年と参加さえていただき、QSO数はわずかながら部門優勝させていただいており、
今年も優勝目指して参加しました。結果はまだですが、残念ながら昨年よりポイントは減りました。
<POTA>POTAそのものは、最初それほど興味があったわけではないのですが、追っかけだけでも数局で
アワードが送ってきたりするので、少しだけ追っかけをやってました。
11月に開催されたQRPクラブの全国集会が那須高原で、いくつかの登録公園での運用が可能ということで
初めて2ヵ所ACTさせていただきました。
その翌週に常置場所である佐賀に帰ったので徒歩50mのところにある佐賀城公園で3か所目のACTをさせていただきました。
あとで調べたら、佐賀城公園は、これまで4回くらいしかACTされてないみたいで、佐賀のアクティビティは相変わらず低いみたいです。

AKCメンバーの7L4WVUさんは、もの凄い勢いでACTされ、今年は世界で第2位 512ヵ所(確か?)をACTされており、遠く足元にも及びませんが新しいトライができたことは良かったかな!?と思っています。
<自作 途上のもの>WE-417(Higm三極管)を使用した200mWステレオアンプ;アンプ部の部品はグリッド抵抗と、カソード抵抗、パスコン、出力トランスのみというシンプル構成。
最近のデジタル出力はレベルが高いのでこれで十分スピーカーを駆動し、サブシステムとして活用しています。
新アンテナアナライザー:初代からもう4,5年経過し、次はないのかと何年もご要望いただいていながら放置していたものですが、430MHzも簡易的に見れて、カラー液晶を使ったものを試作しました。
新VDPの測定で活用し、もう少しで完成だったのですが、PCのトラブルですべてのソフトが消滅。
モチベーションが落ちまくり、完成挫折。
HZBデジタルジェネレータTRX:かなり以前よりお世話になっているJF3HZBさんがESP32を使用したデジタルジェネレータを開発され、それを使用してTRXを作ろうと始めたものです。
形からということで、前面パネルを3Dプリンタで作って始めましたが、お魔のところ受信部まで(汗;
円筒型パドル群:ふとしたことから、円筒型のパドルを作ってみました。
3Dプリンタは円筒形のプリントはばらつきがなくプリントが安定することも手伝っています。
やり始めたら、縦振りも作りたくなってとか、小型にしたりとか、足パドル用のベルトも作ったりとか、色々なバリエーションを作りました。
新新VDP:今年、新VDPを作ってそれほど台数作ってないのですが、7L4WVUさんが使用されているロッド(旗ロッド)が気になっていて、2.5mものを入手したので、28MHzフルサイズができるかと作ってみました。
いつもネックになるのがコイル巻きなのですが、今回は一つのコイルでタップを使用する方法で7〜50MHzの対応としました。(28,50MHzはフルサイズ)
QRPクラブ全国集会、常置場所(佐賀)運用で実使用して問題点の洗い出しを行いました。
佐賀からは、21MHz 5Wで南米、欧州と飛びは悪くなさそうでした。
全体がロッドアンテナなので接続作業なしとしましたが、ハンドキャリーだと持ち運びに不便でしたので、最終的には3分割として、各ブロック40cm以下になるようにしました。
最終的な詰めはこれからです。
新アンテナアナライザー:カラー液晶を使った新型ですが、プログラムが飛んで落ち込んでいましたが、思い立ってやり直すことにしました。
新VDPの測定に実際に外で使ってみると、カラー液晶はほとんど見えません.nanoVNAも同様に外ではほとんど見えず、実使用にはつらいものがあります。
一方7L4WVUさん頒布のアナライザーは、1.54"のOLEDで外でもそこそこ見えるし実用的です。
後追いになりますが、2"超のOLEDであることが分かったので、これを使ってソフトの再設計を始めました。
解像度は128x64と変わらないので、表示は荒いのですが、当局のような老眼の年寄には見やすくて、外でも見えるし、今のとことはOKです。
画面サイズが、これまでの本体サイズと同じくらいなので基板の設計やり直しですが、一応430MHの簡易測定も入れたものを来年には完成させたいと思ってます。
新705ケース:パドルもそうですが、新年を迎えるとその年のバージョンを作りたくなります。
IC-705のケースも、プリンタの造形サイズの制限から、分割型となっていましたが、今年250mmサイズでプリント可能な中型機を導入し、分割なくプリントできる環境ができたので設計しなおして、シンプル構造としました。
また、キャリーハンドルもつけ、フルフェイスのカバーも作ってみました。
現在、細かい詰め作業中です。
その他:何せ気が多いので、気になったら気持ちがそっちに行ってしまい、取り合えずやってみるのですが、うまくいかなかったり、途中で飽きてしまったり、形にならないものも沢山あります。
針供養ではないですが、基板供養が必要かも(汗;
新新VDPの片割れを使用したマルチバンド短縮ホイップとか、マルチバンドEFHWとかテストベースで試しているものもあります。
趣味的には、無線とパソコンとオーディオと楽器ををくるくる回っているのですが(最近はパソコンは単なる道具化)、大阪時代に少しかじってたマイコンシンセサイザーの面白い記事を最近見つけてしまって、来年はそちらに走ってしまうかもという気配もあります。
ともかく、今年はここまで!
皆さんのご支援、ご要望、励ましをいただきながら、今年も無事終わりを迎えることができました。
来る来年もよろしくお願いいたします。
※8時くらいから書き始めたブログももうこの時間になってしまいました。
写真のアップが足りませんがこのままだと来年になってしまいますので、ここまで!
これが今年のすべてだったかな!?